slido ← sly + doe
先ほどさるオンラインセミナーを受講していた。このセミナーは Slido で質問を受け付ける形式をとっていたのだが、司会者がこれのことを「スライドー」と呼称して驚いた。これ「スライドゥ」って読むんだと思ってた。
公式サイトを探すと、製品名の読みについて言及があった。
What is Slido?
Slido (pronounced Sly-doe) is the industry-leading audience interaction platform. It helps users to get the most out of meetings and events by crowdsourcing top questions and engaging participants with live polls and quizzes.
Sly-doe というんだから、発音記号に直せば /slái/ /dóu/ となり、カタカナに写せばスライドウくらいになる。「ドー」でも「ドゥ」でもないわけだけれど、日本語では連母音が長母音化すると思えば「ドー」が支持されるか。というか「狡猾(sly)な雌鹿(doe)」って自社製品の説明としてだいじょうぶなのか。
こんな動画もあった。Webex は Slido が統合されているオンライン会議サービス。
\いよいよ #Slido がWebexで利用可能に🎉/
— Webex Japan (@JapanWebex) 2021年7月8日
オンラインでも双方向なライブ投票やクイズ、Q&AができるSlidoで、ぜひインタラクティブな会議&イベントを‼
え?Slidoの読み方がわからない?
それなら、3歳の男の子に聞いてみよう♪いぇ~い😁#大切なことなので3回言います #CiscoJapanSocialAmbassador pic.twitter.com/nO0iRjCKvA
いっぽうこんな記事もあった。NECネッツエスアイは Slido の日本販売代理店。
結論、「Slido」の読み方は「すらいど」「すらいどぅ」のどちらでもよい!
「ズバリ」…などと言っておいてなんですが、Slidoの読み方は定まっていないのが現状です。
ちなみに、日本のSlido販売パートナーであるNECネッツエスアイでは、Slidoのことを「すらいど」という読み方で呼んでいます。
ふと、先日読んでいた沖森卓也『日本漢字全史』で覚えた「反切」のことが思い出された。
漢字は「表意文字」ですから、どういう音であるのか見ただけでは分かりません。[...]漢和辞典がないころは、『康煕字典』や『正字通』、『字彙』などの中国の字典を用いるほか、『広韻』などの韻書によって漢字音(漢音)を確かめていました。これらの本には漢字音が「反切法(はんせつほう)」で書かれています。「反切(はんせつ)」とは、漢字二文字で漢字音を表す方法で、現在でも大きな漢和辞典には載っております。
未知の漢字1文字の発音を既知の漢字2文字で表現するなんて大層だな、その点日本語には表音文字たるひらがなカタカナがあってよかったな…なんて思っていたわけだけれどなんのことはない、表音文字を持つ英語でも「未知の1単語の発音を既知の2単語で表現」しているわけである。大変なことですね。
日本語の商品名で、かな表記と発音をずらしているものってあるかな… niconico(く)とか?